ワインといったら赤ワイン!赤ワインを飲んでみよう

ワインの大地で育まれたイタリア産のワイン

イタリアでは数多くのワインが生産されており「良いワインは血をつくる」という言葉があるほどに人々の暮らしの中にワインが密着しています。
イタリアに初めて入植した古代ギリシア人たちは、そのワイン造りに適した気候からイタリアのことをワインの大地(エノトリーア・テルス)と呼びました。
日本と同じく温暖な気候で四季の区別はハッキリしていますが、地中海性気候のため雨が少なく、葡萄が好む強い日差しと湿度の少ない大地となっています。
また、イタリア半島はブーツのような細長い形をしており、北と南の地域では温度や湿度などにも差があるため、それが地域ごとのワインの味にも影響しているのです。
他にも、使われる葡萄の品種はイタリアの土着種が多く、それもイタリアンワインならではの味わいを生み出しています。
生産量はフランスと1、2を争う規模であり、伝統的な醸造法で作られたワインはもちろんのこと革新的なワインも数多く登場しており、赤ワインだけでもバラエティに富んでいて驚かされるでしょう。

イタリアの伝統的な赤ワイン

伝統的なイタリアンワインについて語るなら、誰もがピエモンテ州でネッビオーロ種から造られているバローロを真っ先に挙げるでしょう。
バローロは「ワインの王にして、王のワインである」と言われており、イタリアンワインの代表です。
強すぎる酸とタンニンを和らげるには10年以上の歳月を要し、それだけの時間をかけているだけあって豊かな香りと重厚な味わいを楽しめます。
次に「ワインの王」に対して「ワインの女王」と呼ばれる最高級イタリアンワインのバレバレスコです。
バローロと同じくピエモンテ州でネッビオーロ種から造られている赤ワインで、イタリア人の間で伝統的に重んじられてきました。
上品でありながらコクがあり、スパイス風味の味わいからジビエ料理に合います。
他にも、トスカーナ州のサンジョヴェーゼ種のみから造られたレ・ペルゴーレ・トルテや、ピエモンテ州でバルベーラ種から造られた バルベーラ・ダルバ・リゼルヴァ・ヴィニェート・ポッツォ・デッランヌンツィアータなども人気です。

東京墨田区にあるイタリアンケータリング「トムトム」

伝統に捉われないスーペル・トスカーナ

ヨーロッパのワインは、主に地元で採れる土着品種の葡萄から造られます。
しかし、トスカーナの土着品種であるサンジョヴェーゼはタンニンが強く長期間の熟成が必要でした。
それを克服するために考えられたのが白ブドウ混醸という方法です。
これはトスカーナ地方の代表的な赤ワイン・キャンティの伝統的な製造法としてワイン法に定められ、トスカーナ地方の伝統に捕らわれないワイン造りに繋がっています。
スーペル・トスカーナとは、土着品種にこだわらず土壌と相性のよい品種を使った高品質な赤ワインのことを指します。
当時は最下位に格付けされていたスーペル・トスカーナでしたが、品質の高さから「スーパー・タスカン」と呼ばれて格付けも見直されました。
一方、キャンティの醸造法に反発する生産者によってサンジョヴェーゼ品種のみの赤ワインも造られています。
このように、イタリアでは様々な理由からバリエーション豊かな赤ワインが存在しており、ワイン通にとっては魅力的な地域だと言えるでしょう。

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